この記事を読んでわかること
毎月のスマホ料金、1万円近く払っていませんか？
特に、大手キャリア（ドコモ・au・ソフトバンク）を利用している場合、必要以上に高額になっていることも。1,000円でも固定費を削減できれば、貯金や自己投資に回せるお金も増えます。
そこで今回は、通信費を賢く見直し、最適なプランを選ぶ方法を解説します！
大手キャリア・格安SIMとは？
僕、スマホの料金が毎月8,000円くらいかかってるんだけど、
これって普通なのかな？
うーん、高めだね…。
格安SIMに変えたら、月3,000円以下になることもあるよ！
格安SIMって名前は聞いたことあるけど、正直よくわからないんだよね。
じゃあまず、大手キャリアと格安SIMの違いを説明するね！
まずは、大手キャリアと格安SIMの違いを理解しましょう
大手キャリアとは？
大手キャリアとは、日本国内で広く展開している携帯電話会社のことで、具体的にはドコモ・au・ソフトバンクの3社が該当します。全国に強力な通信網を持ち、手厚いサポートを提供している一方で、月額料金が比較的高くなる傾向にあります。
大手キャリアのメリット・デメリット
⭕️メリット
- 通信品質が安定している：全国どこでも通信が安定し、混雑時でも速度が落ちにくい。
- サポートが充実している：店舗が多く、対面でのサポートを受けられる。
- 端末の割引やキャンペーンが多い：新しいスマホを割引価格で購入できることがある。
- 家族割や光回線とのセット割がある：家族で利用すると割引が適用され、通信費を抑えられる。
❌️デメリット
- 月額料金が高い：格安SIMと比べると、基本料金がかなり高くなる。
- 不要なオプションがつきやすい：契約時にさまざまなオプションが追加され、コストが増える。
- プランが複雑で選びにくい：データ容量や割引の条件が多く、自分に最適なプランを選ぶのが難しい。
- データ繰り越しができないことが多い：大手キャリアのプランでは、使わなかったデータ容量を翌月に繰り越せない場合が多い。
格安SIMとは？
格安SIMとは、大手キャリアの回線を借りて提供される低価格な通信サービスのことです。例えば、楽天モバイル、ahamo、LINEMO、povoなどが該当します。通信品質は基本的に大手キャリアと同じですが、店舗での対人サポートが少ない点が特徴です。その分、料金が大幅に安くなるため、コストを抑えたい人に適しています。
格安SIMのメリット・デメリット
⭕️メリット
- 料金が安い：大手キャリアと比べて月額料金が半額以下になることも。
- 必要な分だけ契約できる：大容量から小容量まで、自分に合ったプランを選べる。
- 契約の自由度が高い：縛りがないプランも多く、解約金がかからないことが多い。
- 同じ回線を使用できる：ドコモ・au・ソフトバンクの回線を利用するため、基本的な通信品質は同じ。
❌️デメリット
- 通信速度が遅くなることがある：特にお昼や夕方などの混雑時間帯は、大手キャリアに比べて速度が遅くなることがある。
- 店舗でのサポートが少ない：オンライン対応が中心のため、対面でのサポートを受けにくい。
- キャリアメールが使えないことが多い：@docomo.ne.jpや@softbank.ne.jpといったキャリアメールが使えなくなる場合がある。
- 端末の購入やセット割が少ない：キャリア独自のスマホ割引やセット割が適用されないことがある。
大手キャリアの通信費が高くなる理由
大手キャリアって、なんでこんなに高いの？
それにはいくつか理由があるの！例えば…
大手キャリアを契約していると、月額料金が7,000円〜10,000円程度かかることが一般的です。なぜそんなに高いのか、主な理由を見てみましょう。
① 不要なオプションがついている
契約時に「おすすめです！」と言われて加入したオプションが、そのままになっていませんか？実は、使っていないオプションでも毎月数百円〜千円以上の料金がかかることがあります。大手キャリア側から「このオプション使ってますか？解約しますか？」とは聞いてくれないことがほとんどです…。
② 使い切れない大容量プラン
大手キャリアのプランでは、50GBや無制限プランが多いですが、実際にそんなにデータを使っていますか？動画コンテンツを見ることが趣味の方でも、Wi-Fi環境が整っている人なら、そこまで大容量は不要かもしれません。
③ 端末の分割払いで月々の負担が増加
スマホを分割払いで購入している場合、月々の料金に端末代が上乗せされています。分割払いが終われば月額料金が下がると思いきや、そのまま高いプランを契約し続けている人も多いです。
通信費を節約する方法
じゃあ、どうすれば通信費を安くできるの？
具体的な方法を紹介するね！
では、通信費を抑えるためにどんな対策ができるのか、具体的に見ていきましょう。
① 格安SIMに乗り換える
大手キャリアから格安SIMに乗り換えることで、通信費を大幅に削減できます。格安SIMの料金プランは、月額1,000円〜3,000円程度と、大手キャリアと比べて半額以下になることも珍しくありません。
おすすめの格安SIM
- 楽天モバイル（月額980円〜、データ無制限もあり）
- 日本通信SIM（ドコモ系）（月額290円〜、1GB単位で柔軟にプランを選べる）
- ahamo（ドコモ系）（20GBで2,970円）
- LINEMO（ソフトバンク系）（3GBで990円、20GBで2,728円）
- povo（au系）（基本料金0円、必要なデータ容量を購入）
② データ使用量に合ったプランを選ぶ
「毎月どれくらいデータを使っているか」を確認し、無駄のないプランに変更しましょう。
📱iPhoneなら「設定」→「モバイル通信」→「モバイルデータ通信の使用状況」
📱Androidなら「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データ使用量」
これをチェックすれば、適切なプランが選びやすくなります。もし現在のモバイルデータ通信の使用量が多い人でも、Wi-Fiを使うことを意識すると使用量がグッと減る可能性もあります。
目安として
- Wi-Fi環境が多い人 → 3GBプランで十分
- 外出先で動画をよく見る人 → 10〜20GBプランがおすすめ
- テザリングを多用する人 → 大容量プランやデータ無制限プランがおすすめ
③ 端末の分割払いを完済し、SIMフリー化する
分割払いが終わった端末は、キャリアに縛られる必要がなくなります。SIMロック解除を行い、格安SIMと組み合わせることで、さらに節約可能です。
SIMロック解除の方法
- スマホの設定を確認
・iPhoneの場合：「設定」→「一般」→「情報」→「SIMロック」の項目が「SIMロックなし」なら解除済み。
・Androidの場合：「設定」→「デバイス情報」→「SIMのステータス」から確認。
SIMロックされている場合は、２以降の手順を行います。 - キャリアの公式サイトで手続き
・ドコモ：「My docomo」から無料で解除可能。
・au：「My au」または店舗で解除（店舗の場合手数料あり）。
・ソフトバンク：「My SoftBank」から無料で解除可能。 - SIMロック解除後に新しいSIMを挿入
格安SIMを挿入し、必要に応じてAPN設定を行う。
この手続きを行うことで、格安SIMを自由に選べるようになり、さらに通信費の節約が可能になります！
実際に見直したらどれくらい節約できる？
実際にどれくらい節約できるの？
例えば、大手キャリアから格安SIMに変えたら…
例えば、現在大手キャリアで月額8,000円を支払っている人が、データ使用量に応じた最適な格安SIMプランに乗り換えた場合、年間で数万円の節約が可能になります！
データ使用量別おすすめプラン：
- Wi-Fi環境が多く、月3GB以下 → LINEMO（3GB：990円）
【例】大手キャリア（月額8,000円）→ LINEMO 3GB（月額990円）
年間の差額：約7,010円 × 12ヶ月 = 約84,120円の節約！ - 外出先で動画をよく見る。月10〜20GB → ahamo（20GB：2,970円）
【例】大手キャリア（月額8,000円）→ ahamo 20GB（月額2,970円）
年間の差額：約5,030円 × 12ヶ月 = 約60,360円の節約！ - テザリングを多用し、大容量や無制限が必要 → 楽天モバイル（無制限：3,278円）
【例】大手キャリア（月額8,000円）→ 楽天モバイル 無制限（月額3,278円）
年間の差額：約4,722円 × 12ヶ月 = 約56,664円の節約！
現在のデータ使用量を確認し、無駄なコストを削減しましょう！
この節約できた差額を投資に回したり、貯金したりするだけで、将来の資産形成に大きく貢献できますね。
格安SIMに関するよくある疑問と解決策
格安SIMに変えたい気持ちはあるけど、ちょっと気になることがあるんだよね
例えばどんなこと？
通信速度とか、乗り換えの手続きとか…
それでは今から、よくある疑問に答えていくね！
① 通信速度は大丈夫？
格安SIMって、通信速度が遅くなることがあるって聞いたんだけど…
確かに、大手キャリアと比べるとお昼や夕方の混雑時間帯には速度が遅くなることがあるよ。でも、普段のネットサーフィンやSNS、動画視聴にはほとんど問題ないことが多いんだ。
【対策】
実際に使っている人の口コミを調べて、自分のエリアで問題ないか確認する。
ahamoやLINEMOなどの大手キャリア直系の格安プランを選ぶと、速度が安定しやすいです。
② 乗り換えの手続きは難しくない？
MNPとか聞いたことあるけど、手続きが面倒くさそう…
今はネットで簡単に乗り換えできるよ！流れを簡単に説明すると…
【乗り換え手順】
１．現在のキャリアでMNP予約番号を取得（オンライン or 電話でOK）
２．乗り換えたい格安SIMに申し込む（ネットで手続き）
３．SIMカードが届いたら、回線切り替えをする（ネットで数分で完了）
４．新しいSIMをスマホに入れて、設定する（APN設定など）
現在はeSIM対応のプランも増えてきているので、SIMカードの配送を待たずに即日乗り換えができるサービスもあります！
③ 通話品質は変わる？
通話の音質とか、繋がりやすさは変わらないの？
基本的には変わらないよ！
格安SIMでも、ドコモ・au・ソフトバンクの回線を使ってるからね。ただし、無料通話アプリを使う場合はインターネット回線を使うから、Wi-Fi環境がないと品質が落ちることがあるかな。
【対策】
仕事で通話を多く使う人は通常の音声回線プランを選ぶ。楽天モバイルなら通話アプリ「Rakuten Link」で無料通話が可能です。
④ 今のスマホはそのまま使える？
今のスマホがそのまま使えるか不安…
大手キャリアのスマホを使っている場合、SIMロックが解除されていればほとんどの格安SIMで使えるよ！
【確認方法】
・スマホの「設定」からSIMロックの有無を確認
→SIMロックされていたら、契約しているキャリアのサイトでSIMロック解除手続きをする（無料）
・乗り換え先の格安SIMが対応しているか公式サイトでチェック
⑤ キャリア決済は使えなくなる？
アプリの課金とか、キャリア決済を使ってるけど、格安SIMにしたらどうなるの？
ahamoやLINEMO、povoみたいなキャリア系格安SIMなら、そのままキャリア決済が使えるよ。でも、それ以外のMVNOの格安SIMだと使えなくなることが多いね。
【対策】
・クレジットカード決済に変更する（アプリやサービスごとに変更可能）
・格安SIMでもキャリア決済対応のものを選ぶ（例：ahamo, LINEMO, povo）
⑥ どの格安SIMを選べばいい？
種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない…
じゃあ、用途別におすすめを教えるね！
【おすすめの格安SIM】
・コスパ重視 → LINEMO（3GB：990円）、日本通信SIM（1GB：290円〜、無制限プランもあり）
・20GB使いたい → ahamo（2,970円）、日本通信SIM（20GB：2,178円）
・無制限に使いたい → 楽天モバイル（3,278円）
・基本料金0円で必要なときだけ使いたい → povo
まとめ：通信費を節約して生活を豊かに！
思ったより簡単に節約できるんだね！
そうだよ！無駄な通信費を減らして、もっと有意義にお金を使おう！
通信費の見直しは、固定費削減の中でも特に効果が出やすい部分です。格安SIMへの乗り換えやプランの見直しを行うだけで、年間数万円の節約が可能になります。無駄な支出を減らし、その分を自己投資や貯蓄に回して、より充実した生活を送りましょう！
あなたも、今日から通信費の見直しを始めてみませんか？
コメント